「茶道文化学術助成金」は、これまでに合計70件の研究計画および出版計画に交付されています。
年度 | 研究課題 | 対象者名 |
平成31 (令和元) |
近代の万国博覧会で展開された日本茶道 -茶産業と茶文化の関係 | 吉野 亜湖 |
平成30 | 近世後期大坂豪商・廣岡久右衛門家と茶の湯 | 倉林 重幸 |
大典顕常の詠茶贈答詩に見る関西文壇の喫茶交遊 | 梁 旭璋 | |
平成29 | 近代茶道の地域的展開 -福岡・南坊流の場合- | 篠原 佐和子 |
平成28 | 三井高祐とその周辺の茶の湯について | 砂川 佳子 |
数寄屋師・木村清兵衛文書のアーカイブ研究 | 中村 琢巳 | |
平成27 | 茶の湯成立期の和歌・連歌の受容状況 | 工藤 隆彰 |
近代における茶道の『国民文化』化とナショナリズム | 黒河 星子(研究代表) | |
平成25 | 数寄屋大工『庄五郎』の事績と系譜に関する調査研究(二年度) | 小出 祐子(研究代表) |
平成24 | 室町時代政治儀礼における喫茶文化の受容について | 橋本 素子 |
数寄屋大工『庄五郎』の事績と系譜に関する調査研究(初年度) | 小出祐子(研究代表) | |
宗湛日記にみる茶の湯の空間と所作の総合研究(二年度) | 伊藤延男(研究代表) | |
『西鶴の文芸と茶の湯』 | 石塚 修 | |
平成23 | 東京における近代数奇者の作庭活動と庭師 -高橋箒庵と庭師・松本亀吉を中心に- |
正田実知彦 |
宗湛日記にみる茶の湯の空間と所作の総合研究(初年度) | 伊藤延男(研究代表) | |
『十三松堂茶会記』 | 依田 徹 | |
平成22 | 台湾における茶道教育研究-現状の分析と将来への指針- | 前川正名(まさな) |
近世前期における茶花と抛入花-その共通点と差異 | 井上 治 | |
近世 津地方の茶の湯 -川喜田家の場合- | 宮武慶之 | |
木津宗詮家の総合的研究 -19・20世紀の茶の湯世界-(二年度) | 粟野隆(研究代表) | |
『近代数寄者のネットワーク』 | 齋藤康彦 | |
平成21 | 唐宋時代の越州窯青磁、碗類の器形の変遷について | 三笠景子 |
木津宗詮家の総合的研究 -19・20世紀の茶の湯世界-(初年度) | 粟野隆(研究代表) | |
平成20 | 古代・中世における酒飯・茶飯の研究 | 木村栄美 |
近世前期武家の茶の湯における旗本茶人について | 八尾嘉男 | |
芦屋釜の鋳造技術的研究 | 新郷英弘 | |
羽箒に関する基礎調査研究(二年度) | 下坂 玉起 | |
平成19 | 書名仮題『茶の医薬史-中日医薬書の茶』 | 岩間 眞知子 |
近代椅子式茶室前史の研究 -中国文人達の空間と日本の文人達の空間比較 |
松本康隆(研究代表) | |
羽箒に関する基礎調査研究(初年度) | 下坂 玉起 | |
室町文化に関する基礎的研究-「東山文化」再検討- | 家塚 智子 | |
平成18 | 近代椅子式茶室の研究 | 松本康隆(研究代表) |
井伊直弼と三条家薫物秘説との関係について | 田中 圭子 | |
名物裂 黄緞と海気に関する歴史的研究 | 菊池 理予 | |
平成17 | 書名『茶道と恋の関係史』 | 岩井 茂樹 |
蒔絵香合の計測的調査・研究-手箱内容品を基準として- | 竹内奈美子(研究代表) | |
茶道具で観る利休像-時間のレイヤーを剥がす作業 | スー・ヒャン・キム | |
平成16 | 中世茶祖伝承の発生と展開に関する基礎的調査と研究 -栄西と明恵を中心に |
米田 真理子 |
今泉雄作についての研究 | 依田 徹 | |
平成15 | 書名『御後園諸事留帳』(抄)中・下巻 | 神原 邦男 |
名物裂立木模様の起源と展開に関する研究 | 小林 彩子 | |
平成14 | 尾形乾山研究-鳴滝時代を中心にして | 荒川 正明 |
煎茶文化への視座-文人茶の系譜 | 大槻 幹郎 | |
平成13 | 日本茶俗の比較社会史研究 | 吉村 亨 |
真敬法親王をめぐる茶の湯および諸芸能に関する総合的文化研究 | 宮本圭造(研究代表) | |
茶壺に保存した碾茶の風味に関する食文化的研究 | 大森正司(研究代表) | |
平成12 | 日本近世初期の文芸への茶の湯の影響について | 石塚 修 |
田能村竹田の漢詩にみる煎茶 | 舩阪 富美子 | |
河北宣化遼代壁画から見た喫茶具及び喫茶法の研究 | 関 剣平 | |
平成11 | 茶陶としての備前焼の研究 | マリア・ロマン・ナバロ |
平成10 | 天正名物記と江戸初期茶道刊本の研究 | 矢野 環 |
近世中・後期における楽焼の伝統形成について | モーガン・ピテルカ | |
平成9 | 名物裂に関する一考察-間道とベルベットを中心- | 吉田 雅子 |
陶磁器関係文献の基礎研究-茶陶を中心に- | 岡佳子(研究代表) | |
栄西を中心とした平安・鎌倉期における喫茶文化 | 中村 修也 | |
平成8 | 黎明期における近代数寄屋建築の研究 | 桐浴 邦夫 |
日本・東南アジアにおける伝統茶の比較文化的研究 | 加藤みゆき(研究代表) | |
禅宗和様化過程の一考察-茶道草創への役割- | 田中 博美 | |
平成7 | 近世染織における名物裂の受容と展開 | 長崎 巌 |
平成6 | 過眼録の研究 | 影山 純夫 |
中世社の数奇空間-茶の湯資料としての「兼見卿記」の研究- | 日向 進 | |
古筆切と茶の湯 | 島谷 弘幸 | |
平成5 | 唐物数奇における茶陶の編年的研究-その考古学的アプローチ- | 亀井明徳(研究代表) |
芦屋釜の編年と歴史的研究 | 原田 一敏 | |
植治の数奇空間の造形的特徴に関する調査研究 | 仲隆裕(研究代表) |