茶道文化学術賞の選考基準
茶道文化学術賞および茶道文化学術奨励賞は、以下の基準に従い厳正な選考を経てすぐれた茶道文化研究の成果を顕彰するものである。
[受賞対象者]
- いずれの賞も受賞者は、著者または著者責任者の個人とする。
- 選考委員および財団の役員は、選考の対象となることはできない。
[審査対象書籍]
- 当該年(1月1日から12月31日まで)に出版された茶道文化に関連する学術書で、第一著者又は責任編著著者による単著。
茶道文化学術賞
- 茶道文化に関わる長年の研究結果を集成した研究業績で、選考基準を満たしたもの。
茶道文化学術奨励賞
- 茶道文化に関わる新たな知見や方法論を提供した研究業績で、選考基準を満たし、特に新たな研究の萌芽となることが期待されるもの。
[選考基準]
- 研究の目的と意義の明確さ
- 研究テーマの独創性・先駆性
- 研究方法の適切さおよび研究の到達度
- 研究成果の学術的価値
- 研究成果の社会的波及効
[選考方法]
1) 対象作の選定
事務局は、選考委員が推薦した書籍、および事務局の調査によって候補となる書籍を集計し、リストを作り、選考委員会に提出する。
2) 選考委員会
審査対象書籍に対しては、選考基準にもとづいて、選考委員会全体で厳正に協議する。
選考委員会は、受賞の可否を判断し、理事会に諮問する。